アットロードサイドblog
2021/08/29

SONY E 55-210mm レビュー

α6000のダブルズームレンズキットに付属していたE55-210mm(SEL55210)ズームレンズがほとんど使わないまま保管していました。
撮影写真が少したまってきたので、レビューしてみたいと思います!

こちらのカメラは、α6000ではなくα5100にSEL55210を付けた状態↓

α5100とSEL55210ズームレンズ

α5100の中身はα6000と同じで、機能面が簡略化されたコンパクトサイズが特長!
3年程前にヤフオクで新品が激安だったのでポチリました。現在では販売終了している旧機種になります。

操作性はα6000の方が使いやすいですね。←こちらもとっくに販売終了していますが・・

E55-210mm(SEL55210)は、全長108mm/φ63.8mm/重さ345gのコンパクトな望遠レンズ(換算82.5mm~315mm)

SEL55210ズームレンズの伸ばした状態

最近はRX100M3を常にカバンの中に携行しており、望遠レンズが欲しいときだけα5100&E55-210mmレンズを持ち出しています。

不忍池の中央あたりの蓮を撮影する時、岸から撮るために望遠レンズが必要になります。
こちらの写真は、不忍池の蓮見デッキから弁天堂↓

テレ端の210mmではなく、156mm(換算243mm)。更にズームアップできます。

SONY E 55-210mmで撮影_1

中央の蓮にピントを合わせると↓

SONY E 55-210mmで撮影_2

蓮見デッキから弁天堂の直線距離は250M位。
レンズに手振れ補正機能が内臓されているから手持ち撮影でもブレません。

不忍池の見取図

ボート池、テレ端。
210mm(換算315mm) 1/400 f8 iso500 +0.7EV

SONY E 55-210mmで撮影_3

不忍池とボート池の間の通路↓
ワイド端の55mmのはずだけど、56mmで記録されている。もしかして調子悪いのかな?
56mm(換算84mm) 1/400 f6.3 iso200 +0.7EV

SONY E 55-210mmで撮影_4

動きのあるものは、ピントが合わせにくい!
まぁカメラ自体が古いからピントが迷うことはよくある傾向だと思います。
210mm(換算315mm) 1/400 f10 iso400 +0.7EV

SONY E 55-210mmで撮影_5

野外ステージ辺りの歩道から蓮見デッキ↓
中央の蓮2輪にピントを合わせたつもりだけど、左側の蓮はピンボケ。
F値によってどの位の深さまでピンが合うのかイマイチつかめていない(;・∀・)この構図だとf10位まで絞れば大丈夫かな?
でもお姉さんの姿はほどよくボケて先ず先ず!
210mm(換算315mm) 1/400 f6.3 iso100 +0.7EV

SONY E 55-210mmで撮影_6

α5100の撮って出しJPG。画像縮小のみ↓
蓮の花びらに朝陽が射している状態です。
スポット測光モードで花びらをフォーカスしているので、周囲がほどよく暗く映って花が浮かび上がります。
130mm(換算195mm) 1/200 f5.6 iso200 +0.7EV

SONY E 55-210mmで撮影_7

葉の蒼さがないと映えないので、調整してみました!
RAWから個人的に好みな絵に現像↓

SONY E 55-210mmで撮影_8

ちまたの「作例」としてよく見かける背景が暗いバージョン↓
もしかして暗くし過ぎ?(;・∀・)

SONY E 55-210mmで撮影_9

エントリーカメラとキットレンズでは、カメラで生成されるJPGでは望むような写真に仕上がらないと感じる人が多いかもしれません。
それで高級機種と高級レンズなら解決するのか?という疑問も生じてくるのかと思いますが・・
液晶モニター越しに見る写真の印象は、レンズの性能よりソフトウェアが大きく影響します。

人物以外の写真でネット公開目的で撮って出しのJPGを使う場合、クリエイティブスタイルを「ビビッド(彩度)」+1以上で設定して撮影しないとスマホで撮った写真の方が映えるなんて現象がおきます。
PCやスマホ・タブレットの液晶モニターは、コントラストが強ければ綺麗に見えるしくみになっていますからね。
iPhoneは昔からモニターで映る印象を重視したソフトウェアでHDR写真みたいに仕上げているので、これらの写真に慣れてしまっている今日では、デジカメでの撮影時の設定も今どきの感覚に合わせた方がよさそうです。

また、RAWなら撮影後、自由に編集できます。
エントリーカメラと55-210mmのようなキットレンズの楽しみ方は、RAWファイルから一枚一枚現像することではないでしょうか。

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