アットロードサイドblog
2025/09/23

シンゴニウム曲げ仕立て

3月にピンク色の斑が入った「シンゴニウム ピンクスポット」を園芸店で購入しました。
シンゴニウムは暑さに強く丈夫で育てやすい植物で、蔓性植物だけにフィカスの曲げ仕立てのように育てるのは簡単かな?と思いつきで育成開始!
小さな鉢で大きく育てる盆栽のような形を意識。
半年間で急成長し、なかなかバランス良く仕立てられたので以下レポートします!

先ずは、購入時と半年後の姿がこちら↓

● 3月(Before) 購入時

3月に購入したシンゴニウムピンクスポット

● 9月(After) 曲げ仕立て

半年間育てたシンゴニウムの曲げ仕立て

● 育て方

一般的な水やり、肥料の量とはかけ離れた独自の育て方です。
参考にされる方は自己責任でお願いします(;・∀・)

<使用した園芸資材>

〇鉢・・ダイソーの4号陶器鉢(受け皿付)
〇土・・ダイソー「かる~い植物の土」+ 赤玉土小粒を少量ブレンド
〇鉢底ネット・・ダイソー立体型鉢底ネット(空洞のある円錐型のやつ)
〇液肥・・ハイポネックス原液
〇置き肥・・プロミック等
〇元肥・・マグァンプK大粒
〇支柱・・硬くて錆びない針金

シンゴニウム曲げ仕立て用の園芸資材

鉢は安定感を求めるため、重量のある陶器製がオススメ。ダイソーのStandard Productsで販売されている4号鉢(直径12cm/300円)をチョイス!
また、陶器鉢は排水穴が小さいので、根腐れ防止のために円錐型の鉢底ネットを使用。
用土は、虫が湧かないように無機質のもの。ダイソーの「かる~い植物の土」100%だと柔らかすぎて安定しない恐れがあるので、赤玉土小粒を1割位混ぜ、元肥を規定量入れました。←根がしっかり張るから赤玉はブレンドしなくても大丈夫かも!?

ダイソー陶器鉢の受け皿に通風の工夫

↑この陶器鉢は受け皿との間に隙間がなく通風が悪いので、納豆パックの蓋を改造して通風目的のステルス上げ底台を作りました(;´・ω・)

<2025.5月上旬>

土の表面が乾き気味のタイミングで水やり。
たまに霧吹きで葉水。
置き肥を3粒過剰投入開始(;´・ω・)

シンゴニウムピンクスポット (5月上旬)

気温上昇とともに水やりの頻度も週1→週2→週3→週4→週5と変化。

<2025.6月上旬>

シンゴニウムピンクスポット (6月上旬)

<2025.7月中旬>

毎日水やりしても葉がまるまった状態が続くため、土の表面が乾かなくても毎日水やりしてOKと判断!
葉水も毎朝継続。
置き肥を継続しつつ、週一の液肥(ハイポネックス原液1000倍希釈)も追加。

シンゴニウムピンクスポット (7月中旬)

シンゴニウムピンクスポット (7月中旬)

気温が30度超になると肥料効果も相まって成長スピードが顕著に。
倒れるまで垂直に伸ばし続けます。
その後、自重で根本からパタンと倒れます。
倒れてから、針金で垂直な支柱を作り、シンゴニウムを針金に寄り掛かるような感じで垂直に仕立てます。

<2025.9月上旬>

針金の支柱に垂直に仕立てていると、全体の蔓が伸びてくるので、蔓がカーブするように徐々に針金に引っ掛ける位置をずらします。

シンゴニウムに支柱の針金を立てるシンゴニウムに支柱の針金を立てる

葉の角度のバランスを整えるため、麻紐で誘引↓

シンゴニウムの葉を麻紐で誘引

<2025.9月下旬>

高さ83cmに成長!!
なかなかのバランスになりました。
後日、この高さで生長点をカットする予定です。

シンゴニウム曲げ仕立て 高さ83cmに成長

ヘゴ仕立てと違って、針金は目立たないからシンゴニウムそのものの姿がアートに見えますナ(;´・ω・)

↓根本から新しい蔓が伸びてきて、ピンクスポットとは違う斑入りの葉が展開していますね!

シンゴニウムピンクスポットの根本から新しい蔓が伸びる

生長点をカット後に葉が大きくなった時の写真はまた改めて公開したいと思います。

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