天覧山・多峯主山ハイキング
本日は埼玉県飯能市へ電車で移動して、ヤマノススメ聖地巡礼コースを歩いてきました。
天覧山・多峯主山は、アニメで聖地化されたことにり、大勢のハイカーが往来するようになった飯能を代表する観光スポットです。
このエリアは人気の棒ノ折山があるから、市街地に近い里山の天覧山にわざわざ訪れる機会がありませんでした。
飯能はクルマで行く場合、アクセスが不便に感じるけど、電車なら西武池袋線の池袋駅から急行で50分で着き、かつ往復とも余裕でシートに座れるので、寝ているだけでホント移動が楽ちんですね。
ハイキングの行程は次の通りです。
[飯能駅]→[天覧山]→[多峯主山]→[吾妻峡]→[飯能駅]
歩行距離9km+その他2km=合計11km
歩数18,066歩!
【飯能駅~天覧山】
8:30 飯能駅到着!
食糧調達で駅前のコンビニに入ったところ、欠品が多くて断念。駅から離れたセブンイレブンで買い物しました。
天覧山の取付きポイントを予めgoogleマップにマーカーを付けておくとスムーズに歩けます。
取付きは、奥武蔵自然公園入口。
↓ここから天覧山方面の看板や道標が出てきます。
熊は出没しないようです。
イノシシには注意が必要ですね。
十六羅漢
天覧山の案内板
9:20 天覧山 山頂到着!
眺望はこんな感じ!
街並みが見えない方角なら、標高195Mとは思えない風景です。
天覧山の勝(県指定名勝) 案内板
山頂直下の整備された歩道
緑いっぱいの公園ですナ。
山頂から少し下った所に東屋。突然の雨にも安心!
【多峯主山】
次は、多峯主山(とうのすやま)へ。
一旦下山すると湿地帯。マムシが生息しているようです。
多峯主山方面は2つのルートが整備されているようだ。
道標に従って歩いていると分岐があり、あえて遠回りのルートを選択すると登山道みたいな細い山道。
ここは見返坂コースかな?
少し歩くと尾根コースの合流地点。
尾根コースは、広々して巨木に囲まれた雰囲気のよい遊歩道↓
飯能市景観緑地指定地↓
蜂に注意!!
先ほどから、イノシシ、マムシ・・と、毒キノコの注意看板もあった。。危険と隣り合わせだ!
多峯主山の山頂直下には鎖場も↓
左側に階段が整備されているので、鎖は利用しなくてOK(;´・ω・)
ヤマノススメを体現する場合は、しっかり鎖を掴んでよじ登りましょう!
10:00 多峯主山 山頂到着!
多峯主山からの眺望
静かな山頂と、のどかな風景に癒されていたら続々ハイカーが増えてきて、ガヤガヤといっきに高尾山状態に。
大きいテーブルの他、丸太のベンチが多数設置されているので休憩しやすい環境でした。
10:30 下山開始
山頂付近のトイレ↓
ドレミファ橋に行くには、吾妻峡方面に下山すればOK!
この下山道は往路と違ってそこそこ勾配があり、スニーカーだとつま先が痛い。。
軽登山靴を履いてきた方が良いかも。
鳥居が現れて、更に進むと登山口。
11:00 登山口に下山
ここからは、googleマップを見ながらドレミファ橋を目指します。
【吾妻峡】
ドレミファ橋 吾妻峡方面の看板↓
民家の裏庭みたいな小道を歩くため、少し不安を感じます。
ドレミファ橋の川に下りる通路の取付きは、このポイント↓
先ほど下山してきた緑色の丸アイコン「多峯主山登山道入口」と「ドレミファ橋」の位置関係はこんな感じ↓
徒歩5分、350M位。
ドレミファ橋↓
自然豊かな吾妻峡。
穏やかな時間が流れる心地よい空間だ!
この清流は、入間川。上流は、名栗湖(有間ダム)に通じています。
河原にウサギがいたので、近づいてみたら岩だった(;´・ω・)
「兎岩」という奇岩です↓
兎岩と汽車淵の案内板↓
汽車淵↓汽車に見えなくもないか・・
汽車淵の大岩を鎖を使って乗り越えます↓探検家気分!
河原にはBBQを楽しむ行楽客がちらほら。
ゴミが全く落ちていない河原は、直火の焦げ跡や炭の残骸だけが残されているので、地元の人達がこまめな清掃活動を行っているのでしょうね。
11:40 中平河原
↓ルート図の「現在地(中平河原)」から舗装路に出ます。ちなみにドレミファ橋が右側に記されていのは、地図の下が北となっているからです。
今回の周回ルート上にある公衆トイレは皆綺麗でした。
中平河原から飯能駅までは2.5km。舗装路を歩いて戻ります!
12:20 飯能駅帰着!
標準コースタイム2時間40分に対して、散策や休憩しながら歩いたため約4時間を費やしました。
本コースは聖地天覧山がメインスポットですが、個人的には緑に包まれた静かな癒し空間の吾妻峡が一番気に入りました。
ガスストーブとドリップコーヒーセットを持参して、もっと吾妻峡でくつろぎたかった気分です。
また、週末の西武線車内は空いていてストレスがありません。飯能周辺エリアは、気軽に都心を離れて散歩に出かける最適スポットかもしれませんね。
【地図活用について】
ハイキングルートで参考にした地図は、「西武鉄道で行く ハイキングコース24選 奥武蔵多峯主山」
周回ルートのPDFをプリントアウトして携行しました。
しかし、この類の地図では、実際に現地を歩くと詳細の把握に時間がかかるため、歩行中はスマホのGPS地図の活用がオススメです。
市街地はgoogleマップ、山の中ではYAMAPという感じで。
ドレミファ橋に向かう入り組んだ通路は、GPSでルート誘導しないと周囲の民家から不審者がうろついていると思われる恐れがあります(;・∀・)
また、山の中も山道がいくつも分かれており、道標の地名を見てもピンとこないので、里山といえど通常登山同様にYAMAPを活用した方がスムーズです。
↓ちなみに天覧山・多峯主山周辺のYAMAP画面。
丸いアイコンがたくさん表示され、非常に見難いのです。
アイコンをタップしてみたら、「倒木注意」「道迷い注意」「滑りやすい」みたいなクチコミばかりでした(;・∀・)
具体的な内容は、枝が落ちている程度だったり、メインの通を進めば問題ない分岐をあえて注意喚起するようなクチコミで、本当に知りたい山道崩落とか倒木で迂回が必要みたいな情報はひつともありません。
このアイコン、どうにかならないかな?と調べてみたら、アプリの表示設定で「フィールドメモ」というボタンをOFFにすることで、右画像のようにすっきり見やすい地図が表示されました。
(2025.10.18)