関東周辺のドライブ&トレッキングReport

栃寄~御前山 奥多摩体験の森トレッキング

奥多摩体験の森は、御前山の北側一帯に東京都が管理している森林体験フィールド。
ふもとの栃寄駐車場から御前山に周回できる登山道が整備。
4月下旬、桜とカタクリ開花シーズンに歩いてきました!

栃寄~御前山 奥多摩体験の森トレッキング

【アクセス】

R411(青梅街道)を西方面(奥多摩湖方面)に走行して橋詰トンネルの出口を左折(体験の森の看板あり)。
周囲の走行スピードに合わせて走ってしまうと、トンネル出口に突然現れる林道入口を安全に左折できないので、トンネル内から減速して走る必要があります。
また、「栃寄森の家」をカーナビで案内させると弁天橋からの距離の長い悪路に誘導されてしまうので要注意です。もしかして私の古いカーナビが原因かも。

【駐車場】

R411の橋詰トンネルから林道を2.2kmぐいぐい上っていくと、栃寄観光用駐車場に到着!
ここは、登山者用の無料駐車場。

栃寄 登山者用駐車場(無料)


【登山口までの林道歩き】

8:10 トレッキング開始!

都心ではすっかり葉桜に変わってしまいましたが、標高が650Mのこの場所は、まだお花見が楽しめます。
林道沿いに御前山の登山口が二か所あり。
最初の登山口から登ると、惣岳山方面から御前山登頂、避難小屋を経て下山といった一般的な反時計回りの周回ルート。奥多摩湖から登ってきたハイカーも同ルートで下山するので、人出が多いですね。
林道奥のトチノキ広場の登山口から登ると皆とは反対の動きなので、とても静かな山行を満喫できます。
今回の周回は、トチノキ広場から時計回りで!

それと体験の森は、国土地理院の地図には記載されない作業道が多いため、訪れる際には案内MAP(ページ下参照)をプリントアウトかスマホにダウンロードして携行すると役立ちます!

林道の桜林道からの風景

新緑と桜の林道苔むした林道

林道から見えるゴハンギョウの滝↓
滝見の通路が崩落しているようなので、滝には近づけません。

ゴハンギョウの滝

トチノキ広場のトイレ↓
見た目の印象より清潔に管理されているトイレでした。

トチノキ広場のトイレ


【登山道】

体験の森案内図とトチノキ広場の登山口

8:50 山道突入!

トチノキ広場から山頂までの登山道は、傾斜が緩やかでハイキングコースって感じです。

トチノキ広場 体験の森案内図トチノキ広場 登山口

始めのうちの登山道は、林道をショートカットしながら標高を上げていきます。
ハシリドコロが群生中!
この毒草は、素手で触るのもダメです(`・ω・´)ご注意を!

林道をショートカットする登山道ハシリドコロ

標高1,000Mを超えるとカタクリの保全案内板が現れ、周囲にはカタクリが点在!

カタクリの保全案内板

山道脇に咲くカタクリ 1山道脇に咲くカタクリ 2

ネットが張られた立入禁止の保全エリア内では、たくさんのカタクリが群生していました。

保全エリア内に咲くカタクリ 1

保全エリア内に咲くカタクリ 2

保全エリア内に咲くカタクリ 3

ネット越しに低アングルで写真を撮りまくっていたら腰痛が・・
イタタっ(;・∀・)

カラマツの広場で30分程しばし休憩!

カラマツの広場カラマツの広場 東屋からの風景

10:45 湧水の広場↓

湧水の広場は、ベンチが朽ち果てて落ち着かないスポットでした。

湧水の広場

湧水の広場からの展望↓

湧水の広場からの展望

11:10 御前山避難小屋到着!

トイレも完備。

御前山避難小屋御前山避難小屋のデッキ

御前山避難小屋付近からの展望↓

御前山避難小屋付近からの展望

山頂に向けて木道階段が整備されています。

御前山 山頂付近の木道階段

11:20 御前山 山頂到着!

御前山 山頂票

久しぶりの御前山ですが、なんてことでしょう!
北側が伐採されていて、石尾根方面の風景が一望できます!

御前山 北側の展望

山頂広場もベンチがリニューアルされ、設置数も増えていました。
但し、ベンチの数以上にハイカーが多いので、お昼時は地べたに座ることになります。

先ほどのカラマツの広場でオニギリを食べたから余りお腹が空かないけど、お湯を沸かしてカップラーメンを。
さらに追いオニギリ!


【下山】

12:00 下山開始!

惣岳山側に下り、落葉樹の広場の分岐で「体験の森」方面へ右折。

この分岐道標周辺は、カタクリの保全エリア。
保護ネットの中は、たくさんのカタクリが咲いています。

体験の森 分岐

落ち葉で踏み跡がわからない落葉樹の広場。赤テープを確認しながら進みます!
湧水は今も煮沸が必要のようです。
その昔、トイレの無かった御前山が人の大腸菌で汚染されたのは遠い過去のように思うけど、未だ水質が改善されないのでしょうか。

落葉樹の広場落葉樹の広場

12:45 メグスリノキの広場↓

参考まで、写真に写る道標奥の階段を上っていくと「シダクラの道」に接続して、雰囲気の良い「アセビの広場」があります。

メグスリノキの広場

13:00 ヒノキの広場↓

薄暗くて緊張した空気に包まれる空間だ。東屋には規制線が張られているし、何かの暗示かもしれない。
遭難しないように気を付けましょう!

ヒノキの広場ヒノキの広場の木

時計回りの周回は、右の写真のような急坂も下るので、落ち葉でズルズル歩きにくかったりします(;・∀・)
往路のトチノキ広場側の登山道と違って、こちらはよくある奥多摩らしい山道です。
滑落しないように!

登山道からの風景急坂!!

登山道脇に咲く桜と新緑のモミジ↓

登山道に咲く桜と新緑のモミジ

13:50 林道沿いの登山口

林道に下山駐車場 帰着

14:10 駐車場帰着!!

(2022.4.23)


【動画レポート】

秋の「シダクラの道」を歩く反時計回りの周回トレッキング動画を作りました!
惣岳山付近にたくさんの猿が生息し、山道を行き交うハイカーを威嚇してくることが名物化していることで、本動画も猿の襲撃を設定して妄想とコミカルな内容となっています。

  1. クチパク解説動画です!

  2. 少々クセがありますがご了承ください!

【リンク】

奥多摩都民の森

同サイトで配布されている地図は、登山地図アプリに載っていない詳細な枝道も把握できるので、色々散策できたり路迷いも回避できます↓

奥多摩都民の森:体験の森MAP(PDF)

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