百尋の滝
夏の名残を感じる中秋の週末。奥多摩町の「百尋の滝」まで行ってきました。
百尋の滝は、林道を2時間近く歩かなくてはたどり着かないちょっぴり秘境ちっくな川苔山にある落差40メートルの名瀑です。
百尋の滝に訪れる際、一番の気がかりは駐車場でした。どこに停められるのかな?
奥多摩町の観光案内には、"川乗橋バス停から徒歩"の情報しか記載されていません。
とりあえず現地に行ってみると、川乗橋バス停から1Km奥多摩駅側(都道204号:日原街道沿い)にある「TOKYOトラウトカントリー」の駐車場に停められることが分かりました。(場所は、ページ下のgooglemaps参照)
クラブハウスの受付で駐車料金1,000円を支払い、手作りのパーキングチケットを貰い、それをダッシュボードの見える位置に置いておけばOKです。
営業時間は7時~17時までとなり、時間外はトイレの使用はできないようです。(最新の営業時間等はTOKYOトラウトカントリーのホームページでご確認ください)
施設利用者は駐車無料なので、もしかしてここに停めて山から戻ってきた後にレストランで食事をするという手もありなのかな・・なんて思ったりもしました(*´Д`*)
コースの概要はこんな感じ!
【駐車場←(都道1Km)→川乗橋バス停←(林道2Km)→細倉橋←(林道2.7Km)→川苔谷←(登山道500m位?)→百尋の滝】
9:50駐車場出発。
駐車場から百尋の滝のスタート地点である川乗橋バス停(林道ゲート)までは、道幅の狭い日原街道をクルマに注意しながら恐々と歩きます。
渓流を眼下に歩いていると吊り橋が現れました。
注意書きの"揺れます"のその通りでした。立派な床ではないので、底が抜け落ちそうな気分です。
橋を渡った先には何があるのか気になるところです。余計な散策はしないで、バス停に向かいましょう!
川乗橋バス停到着
林道入り口は、一般車が入れないようにゲートが閉まっています。
樹木に囲まれた気持ちの良い舗装路がしばらく続きます。
岩があったり、植林帯があったり、橋があったり、沢があったり・・・単調な歩行が長~く続きます。
ベンチが見えてくると、ようやく細倉橋が↓
細倉橋はトイレのポイントで、本来はここから登山道のような通路に入るのですが、訪れた日は工事中だったので、さらに舗装路を歩いて迂回しなくてはなりません。
このように長い林道を歩くのは初めてですね。
頭上には今にも落石しそうな石が飛び出しているし。。
ようやく舗装路の歩きが終わり、表示板に従って山道へ入ります。バス停からここまでの時間は、1時間30分!
踏み跡がしっかり付いた急斜面を下ります。
落ちてきそうな倒木↓
ロシアンルーレットか!ここの歩行は運に任せよう!心待ち足早に(´エ`;)
足元は崖。
崖っぷちの通路をぐいぐい登ると・・・
ようやく百尋の滝が見えてきました!
みごとな百尋の滝!
岩と樹木で覆われた景観がバツグンに良い味を出しています。
※↓左側の写真は実写撮影で、右側は光が当たったイメージのフェイク写真です(;・∀・)
ご飯を食べよう!
今朝買ってきたコンビニおにぎりと昨晩閉店間近で買えたゴロゴロのサツマ芋入りパンを持ってきました。
冷めたご飯も味気ないので、今度はカリスマ登山ブロガーを真似てガスコンロ持参で棒ラーメンでも作ってみるか(・∀・)ニヤニヤ
膝が痛くなる原因は脱水症に起因するとわかったので、今日は飲料を2リットル用意。しかし重たい!
ゆっくり休んだあとは、来た道を戻ります。
ちらほらハイカーを見かけるけど、JR青梅線の奥多摩駅や鳩ノ巣駅などから川苔山山頂を目指して、百尋の滝に立ち寄れるコースが整備されているようですね。
帰りは植物を撮りながら下山!
また長い舗装路歩きか・・・
秋の訪れを感じる黄葉。
15:00駐車場着。
歩行距離約12km。今日は水分を頻繁に摂りながら、膝も痛くならずに良い運動でした!
(2014.9.20)
【訪れる前に!!】
川乗林道が土砂崩れや工事等の影響で度々通行止めになります。
訪問前に、奥多摩ビジターセンターの川苔山の「川乗橋・川乗林道・川苔谷登山道」の道路状況を確認必須です!
【駐車場と川乗橋バス停の位置関係】
日原街道沿いの平石橋の横にTOKYOトラウトカントリーの有料駐車場があります。(1,000円)
営業時間が変更になる場合があるので訪問前に要チェック!
駐車場から川乗橋バス停までは、1Km。
【関連レポ】
翌年、川苔山に行ってきました!→紅葉の大丹波~川苔山
【リンク】