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紅葉の御岳渓谷~高水三山ハイキング!!

紅葉の見頃を迎えた東京都青梅市の御岳渓谷と高水三山の周遊ハイキングに行ってきました。
御岳渓谷は都心から近い定番観光スポット。
多摩川の美しい清流美や四季折々の情景が楽しめます。
この渓谷の北側には、高水山、岩茸石山、惣岳山の三つの山を称した「高水三山」のハイキングコースが整備されています。
本日は、御岳渓谷の駐車場から渓谷遊歩道経由、高水三山を巡ります。
歩行距離は12.4Km!

御岳渓谷~高水三山レポート

※本レポートは、ページ下の動画で更に詳しくまとめています!

【駐車場】

御岳渓谷周辺には、大小いくつかの駐車場が整備されています。

青梅市観光協会の駐車場情報↓

御岳エリア・吉野梅郷エリア

クルマは、御岳エリアの「寒山寺駐車場(無料)」に停めました。

朝7:30頃到着しましたが、48台分のスペースは、残り10台位しか空いていませんでした。大半がカヤック客のようです。

また、スタート地点が軍畑駅近くにずれるだけの「青梅柚木苑地駐車場(無料)」は穴場かもしれません。
青梅柚木苑地駐車場は、いつも吉野街道(都道45号)を通る際、混雑した状態を見たことがないですね。但しゲートが開くのは午前7時なので早朝の入場はできません。


【駐車場から御岳渓谷(下流側)遊歩道を経て軍畑駅方面へ】

「高水三山ハイキング」は、観光情報に従って反時計回りで周遊します。
反時計回りだと、御岳渓谷を出ると登山口までしばらく舗装道路の登り坂なので、できれば帰りの下山時に通りたい気分ではありますが・・・。
しかし山道で人とすれ違う時に挨拶する文化があるから、大勢の人の流れと逆行すると1日中、九官鳥のように「コンニチハ!」状態になってしまいます(´エ`;)

寒山寺駐車場入り口朝8時の寒山寺駐車場寒山寺駐車場の公共トイレ寒山寺駐車場から御岳渓谷へ向かう通路

8:00 駐車場の北側通路を下り、渓谷遊歩道へ。

すぐに楓橋。

楓橋楓橋から多摩川を望む

このエリアは御岳渓谷のメインスポットである御岳園地から1km位下流側ですが、すでに鮮やかな紅葉につつまれ、下山後の期待が膨らみますね(┘゚∀゚)┘
高水三山をぐるっと周った後に、御岳園地に立ち寄ります。

ままごと屋の垣根から紅葉

軍畑駅から来られたと思われるご年配の団体客が前方からやってきました。
渓谷周辺は、社寺や美術館、食事処も充実しているので朝から観光客で人気です。

軍畑駅方面に向かう御岳渓谷遊歩道御岳渓谷の下流側多摩川の流れ遊歩道沿いの祠

遊歩道を下流側に歩くと、R411につながる出入り口に続きます。

朝の御岳渓谷


【高水三山ハイキングコース】

御岳渓谷遊歩道の出入り口からR411で軍畑駅方面(東側)に進み「軍畑駅入口交差点」を左折して都道193号へ。

都道193号の「平溝橋」で左折。
後は、下の写真「高水山登山道入口の看板」を右手に登っていくと、砂防ダムが現れて山道に接続!
※ルート詳細は、ページ下のgooglemaps参照

平溝橋の左折地点観光マップ高水山登山道入口の看板砂防ダム

高水三山の行程は、こんな感じ!

(軍畑駅側登山口)→常福院→高水山→岩茸石山→惣岳山→(御嶽駅側登山口)

高水山まで1.7Kmの道標山道

やはりメジャーな観光コースなだけに、雰囲気のよい山道はとても歩きやすく、迷う心配もありません。

↓足元には、ミミズものんびり(゚∀゚)

足元にミミズが!朝日が射し込む通路開放的な山道常福院の道標

10:00 高水山常福院に到着。

山門の色づくモミジが日本の美しい秋を感じます。

常福院の山門

手水舎と水盤に映りこむ紅葉。

手水舎水盤に映りこむ紅葉

優雅で歴史を感じる本堂。
常福院不動堂は、鎌倉の武将・畠山重忠も信者だったという由緒ある名刹のようです。

常福院

色が剥げてしまっているけど、美術品のような彫刻が施されています。
鐘楼にかけられた銅鐘は、なんと享保3年に鋳造されたものです。

見事な彫りの装飾可愛い狛犬鐘楼常福院横の休憩所

常福院の裏手には、山中で唯一のトイレが設置。

常福院の紅葉

常福院横の東屋や裏手のモミジ林は、光が射しこむとモミジの葉がまるでイルミネーションみたい!

常福院裏手のモミジ林

次は、高水山へ。

常福院から高水山へ高水山付近の通路

10:45 高水山到着!

樹木が生えているので、展望はよくありません。
しかし、山ガールから写真撮影を頼まれ、(・∀・)ニヤニヤとiPhoneのシャッターを押します(*´Д`*)

前方の山頂は高水山高水山 山頂

次は、岩茸石山へ向かいます。

岩茸石山手前の登山道岩茸石山 山頂

11:15 岩茸石山到着。

こちらは、とても開放的!
ランチスポットですね。もちろん山中には売店はないので、お弁当をちゃんと持参しましょう!
皆さんガスストーブでお湯を沸かしている姿が多く見られます。ガスの"ゴォ~~"って音が心地よく感じるのは私だけでしょうか。

岩茸石山からの眺望

山頂からの眺望。
標高が793メートルと低いおかげで、紅葉がくっきりと目の前に!
ここでも、山ガールのシャッター係りを引き受けます。(・∀・)ニヤニヤ、カシャッ!

岩茸石山からの眺望1岩茸石山からの眺望2

45分ほどお昼休憩後、惣岳山へ向かいます。
熊鈴もお役御免状態で大声で話しながら楽しそうにハイキングしている外国人団体の姿も目につきました。ここも人気の観光コースなのでしょう。

岩茸石山から惣岳山へ山道からの展望惣岳山まで100Mの道標惣岳山山頂手前の急登箇所

12:40 惣岳山到着

山頂は展望がありません。

惣岳山 山頂青渭神社の奥宮

ここは、青渭神社(あおいじんじゃ)の奥宮。
創建は不明みたいですが、弘化2年に再建されたとのこと。金網で保護されています。

青渭神社の奥宮の様子御嶽駅方面へ下山御嶽駅からの高水三山登山口慈恩寺境内の左手が登山口

惣岳山のベンチで休憩した後に、いっきに下山!
遠くから電車の音が聞こえて、妙に安心感のある山です。

御嶽駅側登山口のイチョウと竹林の通路

下山してみると、御嶽駅側の登山口にツキノワグマの注意情報が(´д`ι)
熊には遭遇しませんでしたが、たくさんの山ガールが生息する高水三山でした!


【御岳園地(御嶽駅付近)】

14:15 御岳園地に到着。

御岳渓谷は、環境庁の日本名水百選にも選定。
遊歩道沿いにモミジが植樹されており、御岳園地の景観を華やかに引き立たせています。

紅葉の御岳園地渓流と紅葉黄葉のモミジ紅葉とイチョウの木

シンボルツリー、巨大なイチョウが映えますね。
陽射しにキラキラ輝く黄金色と清流の心地よい音色が競演!

御岳渓谷のシンボル 大きなイチョウの木

遊歩道を1Kmほど歩き、寒山寺駐車場に戻ります。

紅葉の御岳渓谷午後の寒山寺駐車場(混雑)

15:00 寒山寺駐車場帰着!

駐車車両が通路まで溢れている(´д`ι)

(2014.11.16)


【御岳渓谷遊歩道出入り口から高水三山登山口までの歩行ルート】
※この区間だけ覚えておけば、後は道標通りに迷うことなく進めます。

【動画レポート 2022年作成】

山歩き初心者向けに現地の様子が分かるように編集しました。
少々クセのあるクチパク解説動画です(-.-)
(2024年1月更新)

【リンク】

青梅市観光協会 - 高水三山ハイキングコース (ガイドマップPDF)

青梅市観光協会 - 御岳渓谷ハイキングコース (ガイドマップPDF)

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