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アットロードサイドblog

旧型MIS2048 サースフェー30+5が最高だった件

2019/05/03

テント泊登山に使っている大型ザックのコンプレッションストラップ(バックル)が破損してしまい、新調しようか修理しようか迷っているうちに、日帰り用のサースフェー30+5の生地の傷みが目立ち始め、こちらの新調の方が優先順位高いな・・なんて思いつつ。

サースフェーは、フランス、ミレー(MILLET)社の登山ザック。
30+5の数値は容量ですね。荷物が30L分入り、最大35Lまで拡張OK!日帰り山行にはちょうどよいサイズです。

ミレーのザックは、昨今のウルトラライト信仰で各社ペラペラの軽量ザック全盛にもかかわらず、分厚い生地でその質感を重視した製品コンセプトは、独自路線の魅力的な老舗メーカーといった印象があります。

そこで、最新の2019年モデルのサースフェー30+5を物色してみると、あれっ?

なんだろう?ペラペラの軽量ザックに変ってしまったのでしょうか?

イージーアクセスポケット?

レインカバーのサイドジッパーポケット収納は廃止?

私が購入したMIS2048型のサースフェーと比較すると、第一印象はがっかりです。
これらの改良(改悪?)は、アマゾンのレビューや巷のブロガーのクチコミが反映されてしまったのでしょうか。または、販売現場からセールスポイントがなく売りづらい等の声があがっていたとか?

利用者のほとんどは旧型MIS2048の機能の方を支持するかと思いますけどね。。

今では入手できない旧型MIS2048のすばらしいポイントを以下レビューしてみたいと思います。

★旧型MIS2048のサースフェー30+5はこちら↓

旧型サースフェー30+5 (MIS2048)


①旧式サイドポケット

このサイドポケットの優れた点は、

★ 500mlペットボトルが片手で出し入れしやすい。

★ ペットボトルの頭にゴムのテンションでしっかり固定されて落下することがない。

ネットのクチコミで"サイドポケットが浅いからペットボトルが落ちやすい"など散見されますが、これは↓写真のように少し斜めに入れることで、しっかり固定されます。
しかも、ボトルを取り出すときも頭が露出しているので掴みやすく、後方斜めに抜くことで関節の動きがとても自然で無理がありません!!真上に抜こうとすると腕がつっちゃうから。

過去、私がサースフェーの購入を検討していたとき、登山専門店の店員さんもネットクチコミと同調意見で、"サースフェーのサイドポケットは浅いですよね・・"なんて発言されていました。
他メーカーと比較したら浅い部類なのは正しい認識。それが機能不足ではないといった事実を知らないようです。
サーモスのような細長いボトルを入れることを想定していたら確かに不満はでるでしょうけど、少数派のニーズですよね。
高さ約20cmの市販飲料ペットボトルかナルゲンボトルあたりを使っている人が圧倒的多数なのは周りを見れば分かります。


新型のイージーアクセスポケットは両手を使わないと操作し難いみたいなので、トレッキングポールを持っているとき等は煩わしいのでは?
今度、ショップで片手で操作できるか実験してみようと思います。

このレビューのために、本日写真を撮ってきました(・´ω`・)
↓こんな感じで固定されます。絶妙な角度は、まさに老舗のワザ!

サースフェー30+5(MIS2048)の使いやすいサイドポケット


②レインカバーのサイド収納

新型では、サイドジッパーポケット収納は廃止されました。
ネットのクチコミで、サイドがボコっと膨らむのがかっこ悪い等の指摘がありますね。
私的には、左右非対象のデザインと思えば逆にかっこよいと思います。

サースフェー30+5(MIS2048)の使いやすいサイドジッパーポケット収納のレインカバー

実用的にはどうか?
サイドジッパーポケットにレインカバーが収納されていることが最高と感じる点は、雨の中でレインカバーを付けるとき、ザックを地面に置かずに完了できることです。
常に椅子や岩があるわけではないので、ドロドロの泥濘の上には絶対ザックを置きたくないという局面では、足の甲の上にザックを置き、片手でレインカバーをとりだして装着することができます。しかもスピーディーに!!

新型も雨蓋収納からスムーズに片手操作ができるのでしょうか?
レインカバーを雨蓋から取出してからフックを掛け・・・明らかに手順が増えていますね。冬場のグローブをはめている手で扱うと・・・。

操作性の感覚は人それぞれだと思うけど、最後にバンドでロックする時も旧型のようにサイドから固定されたバンドが延びている形状のほうが安心だし、スムーズと実感するユーザーは多いハズ。
これも、実際に使ってみて歓心した機能性で、ほんとサースフェーを購入してよかったと思えた部分です。

↓レインカバーを取り出した状態が、こんな感じでザックにつながれています。強風時も安心!!

サースフェー30+5(MIS2048) レインカバーがストラップでザックとつなかっている

新型サースフェーの生地はビニールチックになったので、多少の雨だったら撥水される設計で、そもそもレインカバーは滅多に必要としないコンセプトに変ったのかも知れませんね。


③質感の高いコーデュラ生地

ミレーのザックといえば、街中で使うカバンみたいな生地が特長!
私がサースフェーを購入した一番の理由が、この質感が決定打。
以前使っていた他メーカーの軽量ザックに比べたら200g位重量増でしたが・・。

旧型は、570デニールと840デニールのコーデュラ糸を、織りあげた高強度のナイロン生地。

新型は、210デニール?

先日ショップで見たとき、旧型との質感がだいぶ違う印象を受けたのは、生地が変更されたからでしょうか。

サースフェー30+5(MIS2048)の質感の高いコーデュラ生地


④自立するザック?

サースフェーは、昔から自立するザックとして一部ユーザーに評価されていますが、30+5の日帰りサイズでは"自立しやすい形状である"と言ったところでしょうね。
自立させておくと、汚れない利点があり、虫の侵入も防げます。
ただし安定した自立には、ザックの中身をある程度取り出した状態の時に限ります。

まさか自立させるために水などの重量物を下にパッキングしては本末転倒です。
重い物は上、レインウェアのような軽いものは下にパッキングすると、なかなか自立しません。不安定故、風が吹けば簡単に倒れてしまい、谷底に落ちてしまうような環境下では、敢えて寝かして置いた方が安心です。
そもそも登山中の休憩スポットでは平な場所自体少ないから。

本質は、公共交通機関でのスマートな移動や、山の中でも木や岩に立て掛けやすいといったところでしょうか。
まぁ、旧型は生地が硬いから、より自立しやすいと思います(・´ω`・)

サースフェーは、自立しやすい。

サイドポケットやレインカバーの件は、些細な問題のようだけど重要なんですよね。
サイドポケットの使いやすさは、歩行リズムに影響するし、レインカバーも複数人パーティーでの山行中、皆で装着するときなど、手際よく完了させて相手を手伝える位の余裕がほしいものです。

ちなみに、身長180cm位のユーザーが使う日帰り30Lクラスのザックでは、適切な背面長サイズで腰で固定できるヒップベルトタイプをラインナップしているメーカーは、ミレーやオスプレー等限られています。
背面長が短いザックだとお腹でベルトを締めることになるので、このウエストベルトタイプは好まないユーザーが多いでしょうね。
荷物が軽いといえども、私もヒップベルトタイプがシックリきます。

とりあえず、貴重なモデルとなったサースフェーをもう少し大事に使ってみようと思う今日この頃でした!


【リンク】

Millet(ミレー)公式サイト

ザック界のロールス・ロイス「グレゴリー」も要比較検討ですね!

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