レオンポケットタグの紛失防止対策&レビュー
ソニーのウェアブルクーラー「レオンポケット」が今年(2024年)バージョン5になって連続使用時間が格段に進化していたので、ついに購入!
早速6月の真夏日に利用。電車に乗ったり炎天下のアスファルトを歩いたりして4時間位の稼働でバッテリー残量は半分位残っていて快適でした。
仕事で屋外に出る時間は一回当たり3~4時間位が多く、この間の暑さをスマートに凌げないか・・・と常々思っていて、ようやくこのレオンポケットである程度解決できそうです。
使用感のレビューは、ページ下に書きました。
先ず、タグの紛失対策について簡単な方法を見つけたので紹介したいと思います!
レオンポケットは単体でも使えるけど、ウェアラブルセンシングデバイス「タグ(RNPT-1)」を利用することによって、周辺環境に応じてレオンポケットの自動温度調整が最適に制御できます。
タグには、温度/湿度センサー、照度/近接度センサー、加速度センサーが内臓され、カバンやポケットの中に入れず、外気に直接触れるような状態で使います。
メーカーでは、胸ポケットやカバンにつけたりする使用方法を説明されていますね。
↓こちらがタグ(RNPT-1)
実際にYシャツの胸ポケットに引っ掛けて外出して使ってみると、これは簡単に外れて紛失してしまうと感じました。
また、付属の2重カン(キーホルダーリング)でカバンに装着してみても、強めに障害物に接触すると角度によっては簡単に外れてしまいそうです。←知恵の輪みたいにすっと外れる感じ(*_*;
サードパーティー製品で紛失防止のタグケース等が流通しているけど、わざわざ購入するほどでもないのかなと・・・
家にある使っていないキーホルダーの小さな2重カンを流用するだけで対策できます!!
流用できる部品が無い場合は、2重カンを購入するより適当なキーホルダーを見つけて購入した方がよさそうです。ひっかけるフックも必要だから!!
【2重カンを交換して紛失防止】
↓紛失防止対策として小さな2重カンに取り換え
これだけで何故紛失防止対策になるのか?とつっこまれそうですが、タグのクリップ幅と2重カンサイズを見ていただくと分かりやすいと思います↓
クリップの横幅:約12mm
クリップの根元(2重カンがひっかかる部分):約7mm
交換した2重カン:内径11mm/外径12mm位
メーカー標準の2重カンは25mmで、クリップに脱落防止用の爪がついているものの簡単に外れてしまいます。
そこで、交換した内径11mmの2重カンでは、12mm幅のクリップを簡単には通ることができなくなります。
この小さな2重カンを取付ける際は、輪っかを広げながらクリップを通さないと根元まで入らないので、取り付け後は簡単に外れることはありません。
また、更に小さな2重カンだと、接続するキーリング側のリングを通す隙間がなくなるため、内径11mm位がちょうどよいサイズだと思います。
バックパックに装着した例↓
尚、2重カンが変形する位の強い圧力がかかると、さすが外れてしまうので自己責任でご参考ください!
【追記:1年使用してみた「レオンポケット5」のレビュー 2025.7】
夏の外出時にレオンポケットは欠かせません。仕事でもプライベートでも使っています。
Yシャツを着ていても少し膨らみ、かつ排気口が襟元からちょっと見える程度なので違和感が小さいですね。
さすが小型化が得意なソニーらしい製品です。
ネクタイをする人は首回りに隙間がなくなるため、レオンポケットは装着できませんが・・。
冷却面のステンレスプレートがとても冷えるのですが、いかんせん冷却面積が小さいため、小さな氷を背中にくっつけているような感覚なんですね。もう少し広い範囲で冷えてくれたら最高と感じます。
※補足:今年(2025年)、レオンポケットプロが発売され、冷却面積が2倍に進化していました。しかしサイズも大きくなり、本体の厚さが「レオンポケット5」が23mmに対して「プロ」は36mmです。Yシャツを着て36mm厚だと、だいぶ存在感を感じるか?
それとタグが良い仕事をします。
キンキンに冷房の効いた電車に乗り込むと、直ぐにレオンポケットの冷却が停止して快適です。
また、排気の送風ファンが稼働すると音が出ますが、公共交通機関内で他人への配慮的にもファンは常時OFFにして使っています。
車内は冷房が効いているので、レオンポケットの冷却力は自動的に弱まり、排熱を感じることもありません。
炎天下の道路に出た時は歩いていることが多いため、排熱は後方に流れていく感じなので問題ありません。エアフローパーツが後方に排出されるような形状になっている効果もあると思います。但し、信号待ちで立ち止まった時は、後頭部がジリジリ熱いですが。
エスカレーターに乗っている最中、後ろの人に排熱が直撃しているのではないか?と気になったりします(;・∀・)
運動中(肉体労働中)に利用する場合は、身体の熱量が勝り、体感効果が薄いです。昨年、夏の山歩きのお供に使いましたが、やはり汗だくで気休め程度の効果しか実感できませんでした。
レオンポケットは首元に集まった血管を冷やすことで暑さを軽減する効果があり、装着時もスマートなので非運動者(オフィスワーカー)向けにオススメできる製品ですね。