三峰~雲取山(テント泊)
雲取山は、東京の最高峰(標高2,017M)で日本百名山のひとつでもあります。登山口から山頂までは距離があるため、一泊二日での行程が一般的。今回、GWを使ってテント泊デビューを果たしました!
クルマは、満車の心配がなく確実に停められる埼玉県の三峰神社市営駐車場を利用しました。
昨年の三峰神社ドライブレポートで、こちらの登山口まで訪れた経緯もあり、やはり雲取山に行く機会があれば、三峰からと考えていました。。
三峰神社の登山口から雲取山まで10Km。2日間で往復20Kmの歩行となります!
しかし、あんたいつのまに泊まりの山道具なんて揃えていたんだョ!って声が聞えてきそうです・・
~~1日目(5月2日)~~
【駐車場から登山口】
関越道練馬ICから圏央鶴ヶ島ICへ。その後一般道でR407~R299(道の駅あしがくぼでトイレ休憩)~R140~三峰観光道路。
6:50 三峰神社第二駐車場到着!
三峰神社市営駐車場は、土曜日の営業は8時からなので、その前に到着するクルマは登山客用のゲートから入るのですが、GW期間中だったからか?、通常のゲートが開放されていました。
登山口に近い第二駐車場(場所はページ下のgooglemaps参照)は写真の通りガラガラです。隣の大きな第一駐車場にもポツポツクルマが。車中泊組かな?
7:00 トレッキングスタート!
鳥居のある妙法ヶ岳登山口。ここで登山届を投函。
すでに箱の中が満杯状態(・・;)ギュウギュウっと!。
【霧藻ヶ峰】
ひんやりした空気に木漏れ日を浴びる快適な山道。
奥宮の鳥居を過ぎると秩父宮両殿下レリーフの霧藻ヶ峰休憩舎。
トイレが設置されています。
【前白岩山・白岩山】
11:30 閉鎖されている白岩小屋に到着。
ベンチが空いていたので、そこで昼食休憩。
ここには工事現場タイプの簡易トイレが1つ設置されています。1回100円の有料です。
白岩小屋の様子↓
展望台のようなところからの眺望↓
12:00 白岩山に向けて出発!
白岩山に到着すると、鹿が迎えてくれました。
↓カメラ目線でポーズを決めてくれています(山頂標の右側)。
ここの鹿は何を食べているのでしょうか?
どうみても、人間が餌付けしている雰囲気プンプンの鹿さんでした!
再度訪れる機会があれば、鹿煎餅をお土産に持参しましょうかね。
芋ノ木ドッケから針葉樹の原生林の中を下って行きます。
あちこちに点在する焼け焦げた樹木は、カミナリの仕業でしょうか。
白岩山を下っていると、目の前に大きな雲取山が目に入ってきました。
今、急激に下っているけど、またあそこまで登るのかっ!!
ここまでアップダウンを繰り返したけど、最後の一登りです。
大ダワの分岐点で、右は男坂、左は女坂に別れ、雲取山荘に通じています。
もちろん傾斜の緩い女坂を選択。
【雲取山荘テント場】
14:20 雲取山荘到着&テント受付!
幕営料は500円/1人。
初めての利用なのでテント場と水場とトイレの説明を受けます。
水洗トイレに蛇口付の水場。こんな山奥なのにとても整備が行き届いています。
GWの賑わいのなか、テントはワイルドに山の斜面にまで張られており、夕方にはヘリポートの中にも設営OKの声がかかっていました。万が一ヘリが来る緊急時はテントを撤収してもらいますとのお断りも・・。
私は14時30分に設営を開始した時点では、まだ時間が早かったようで、小屋に近い平らな場所もポツポツと空いていました。
しかしプライベートな空間を好んで、少し傾斜があるけど、樹木の間を選択。
設営後に水場から2リットルほど水を調達。にごりもなく無味無臭で蒸留水のような水です。
奥多摩の山深いテント場に夜の帳が下りると・・・
テント泊デビューの初心者には手厳しい洗礼を受けることに・・・
待ち構えていたのは、イビキの大合唱!!
お陰で、一睡も出来ずに朝を迎えました(@Д@;
~~2日目(5月3日)~~
4:00 周囲が活動を開始。
日の出を山頂で見る人たちは、ぞくぞく歩き始めています。
【雲取山荘前の日の出】
4:30 日の出時間(4:40頃)に合わせて雲取山荘前でカメラを構えて待機!
快晴ですばらしいひと時でした。
【早朝の雲取山】
朝食を済ませ、テントはそのまま残してカメラや水だけザックに入れて山頂に向けて出発。
30分程度で雲取山 山頂に到着します。
6:00 すっかり明るくなった雲取山からの眺望!
朝靄のグラデーションに稜線が浮かび上がり、神秘的な光景!
雲取山避難小屋まで下りてみると、また格別のロケーション!
しばらく早朝の山頂付近を満喫して、テント場へ戻りました。
雲取山荘↓
【下山】
8:00 下山開始
睡眠不足で、ちゃんと歩けるか不安を覚えます。
案の定、ペースが落ちまくり、登り斜面ではイモムシ並みのスローにヽ(TдT)ノ
休み休みで、なんとか霧藻ヶ峰付近までたどり着くと、気持ちも楽に。
↑ミツバツチグリとスミレ。
14:45 登山口に無事帰還!
三峰からの雲取山荘までの間は、一定間隔でベンチが設置されていたので、休息しながら歩きやすいルートでした。
また、テント泊では『耳栓』が必須アイテムと学習しましたね。
(2015.5.2~3)
【三峰神社第二駐車場】
第二駐車場42台収容
(隣の第一駐車場は、240台収容)